2022/12/19   ギグワークス株式会社

業界ニュース

[実態調査]副業を認めている企業と企業規模の関係性とは?

副業としてギグワークを始める際、所属している会社とのトラブルを避けるために、会社が副業を認めているかどうかを事前に確認することは大切です。
今回は、パーソルイノベーション株式会社が大企業からスタートアップまでの人事担当者を対象に実施した調査を参考に、副業を認めている企業と企業規模の関係を解説します。
 

■スタートアップの7割が副業を認めている

パーソルイノベーション株式会社によると、企業規模ごとに副業を認めているかどうかの割合が異なったそうです。「従業員が副業することをあなたの所属企業では認めていますか?」という質問に対して「認めている」と回答したのは、大企業や大企業のグループ会社で40.5%、中小企業で32.8%、スタートアップで70%だったそうです。
スタートアップの多くが副業を認めているだけでなく、中小企業や大企業でも3割以上は副業を認めていることがわかります。
 

■副業は自由な企業よりも許可制の企業が多い

同調査内で、「あなたの所属企業では、どの程度従業員の副業を認めていますか?」という質問もありました。どの規模の企業でも「雇用形態や部門に関わらず、すべての従業員が許可を得れば副業が可能」という回答が最多だったそうです。スタートアップでは、「自由に副業が可能」という回答も同じ割合で最多の回答でした。
企業規模が中小企業以上だと、副業は許可制である可能性が高いと言えます。また、雇用形態や部門によっては副業の可否を検討する会社もあるようです。
 

■まとめ

今回は、パーソルイノベーション株式会社がおこなった調査から、副業を認めている企業はスタートアップが多いことと、企業規模が大きいほど副業は許可制である傾向があることがわかりました。安心してギグワークを続けていくために、ご自身が所属している会社が副業を認めているか、副業をする際に許可が必要かを一度確認してみるとよいでしょう。