2022/12/12 ギグワークス株式会社
収入源を増やすためにギグワークに取り組んでいる方が多いでしょう。今、企業からも個人からも「リスキング」が注目されており、副業の年収が300万円以上の方はリスキングをしているというデータがあります。今回は、さらなる収入アップを目指す方に向けて、パーソルキャリア株式会社が実施した調査内容を参考に、リスキングの意味とリスキングに取り組む人の割合をご紹介します。
リスキングとは、技術革新や働き方の多様化にともなって、新しい職業に就いたり、現在の職業を遂行したりするために、今後求められるスキルや知識を獲得することを言います。
リスキングが注目を集める背景には、さまざまな産業で、デジタル技術をもちいたDX(デジタル・トランスフォーメーション)化が進められていることがあります。経済産業省が、デジタルスキルや新しいビジネスモデルを学ぶための必要性を提示し、企業は社内人材の育成を進めているのです。副業をしている個人でもリスキングをしている方がおり、リスキングをしているかどうかが副業の年収に一定の差が出ているようです。
パーソルキャリア株式会社が副業をしている方400人を対象に実施した調査によると、「リスキングに取り組んでいるか」という質問に対して、56.0%が「取り組んでいる」という回答だったそうです。副業の年収別の回答では、300万円以上の方は「取り組んでいる」という回答が58.7%だった一方、300万円未満の方は48.0%でした。
副業で300万円以上稼ぐための1つの方法として、リスキングを実施することが挙げられると言えます。
今回は、パーソルキャリア株式会社が実施した調査から、リスキングに取り組んでいるかどうかが副業の年収に一定の差を生んでいることがわかりました。時間に余裕のある方は、ギグワークとして受注している案件の業界で必要とされるスキルや知識を積極的に獲得していくことで、収入アップを早めることができるかもしれません。