2022/09/26   ギグワークス株式会社

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あなたの会社は副業をしやすい環境?就業規則や労働時間に関する調査内容を解説

副業をする方にとって、本業との兼ね合いは様々な観点から考えなければなりませんよね。株式会社アイデムは、副業をしている方や副業に興味がある方を対象に、本業の会社の就業規則や、本業や副業の労働時間について調査しています。
 

■本業の会社の就業規則に副業に関する規定はある?

株式会社アイデムの調査によると、回答が多かった順に「規定がある」が35.2%、「規定がない」が33.5%、「わからない」が31.3%という結果になりました。しかし、副業の経験別で違いがみられました。現在副業や兼業をしている方は、所属する会社には「規定がない」が最多の回答だったのに対し、副業をしたことがない方は「規定がある」が最多の回答となったそうです。
副業についての規定がない会社に所属している場合は、遠慮なく副業を始める方が多いと言えます。所属する会社に気兼ねすることなく副業を始めるためには、副業についての規定があるかどうかを確認することが重要です。

■副業をしている人としていない人で本業の労働時間に差が出る!?

株式会社アイデムは、本業や副業の労働時間についての調査結果も公表しています。
本業の労働時間について、現在副業をしている方のうち33.3%が「週10時間未満」、23.3%が「週40時間以上」と回答しました。一方、副業に興味がある方のうち40.7%が「週40時間以上」、23.0%が「週30時間以上40時間未満」と答えています。
副業の労働時間については、45.7%の方が「週5時間未満」、30.3%の方が「週5時間以上10時間未満」と回答したそうです。
副業している方は、副業をしていない方に比べて、本業の労働時間が短い傾向があることがわかります。副業では一般的に、自分の好きな分野やスキルを活かせる分野で稼ぐ方が多くいます。副業をすることは、収入を増やすだけではなく、本業の息抜きになったり、経験を積んでキャリアアップにつながったりするといった、本業との相乗効果が見込めます。
 

■まとめ

今回の調査から、副業している方は、副業をしやすい会社に所属している場合が多く、本業の労働時間が短い傾向があることがわかりました。副業を始めたい方は、現在所属している会社の就業規則を確認して、副業についての条件を確認することから始めてみましょう。