2023/08/30 ギグワークス株式会社
あなたはどれくらいの頻度で出社していますか?新型コロナウイルスの5類化後、働き方にどのような変化があったのでしょうか。
今回はエン・ジャパン株式会社が運営する求人サイト『エンバイト』上で実施した、「アフターコロナの働き方」に関するアンケートを紹介します。
新型コロナウイルスの5類化後、働き方に変化が見られます。毎日出社する人が53%、テレワークが19%、出社とテレワークを組み合わせた働き方のハイブリッドワークが19%となっています。特に業種別では、インフラ系とIT系の間で28ポイントの開きがありました。
5類化後、出社が増えた方は10%で、そのうち56%が増加に好意的でした。特に40代以上が最も高い比率で好意的でした。出社が増えたことのメリットとして、コミュニケーション不足の解消が挙げられました。
理想の出社頻度について、63%が「週3日以上」と回答しましたが、毎日出社を希望する20代、30代は2割未満でした。また、出社頻度は転職活動における企業選びにも影響を及ぼしているようで、63%が「影響する」と回答しました。
「影響する」と答えた理由としては、テレワークの環境が整っていない企業は資金面で不安を感じるという意見や、自宅でのオンライン作業環境がないため出社できる企業を探しているという声もありました。一方で、企業によって理由が様々であるため出社頻度を重要視しすぎると仕事の幅が狭まるという意見もありました。
新型コロナウイルスの影響で働き方が大きく変化しました。多くの人々が毎日の出社を続けている一方で、テレワークやハイブリッドワークも増えています。出社頻度の増加に対しては賛否が分かれる結果となりました。今後の働き方の変化に対して、個人のニーズや業種の特性を考慮した柔軟な対応が求められるでしょう。