2022/02/24 ギグワークス株式会社
リモートワークの普及につれ、以前よりもフリーランスという働き方が世間で認知されるようになった。それに伴って、フリーランス向けのサービスも溢れかえる状況となった。
CAMELORS株式会社は、フリーランス向けサービス カオスマップ【2021年完全版】を作成し公開した。
同社は昨年より、100以上にも及ぶフリーランス向けサービスを追加・更新してきた。今回のサイトマップにおいては、全574サービスを69カテゴリーにまとめあげた。
COVID-19拡大の影響により、リモートワークが一般化した結果、「ワーケーション」という働き方が普及した。ワーケーションとは、リゾートや地方で休暇を取りながらも、これまで通りに仕事をするという新しい働き方である。
「ワーケーション」普及の流れに合わせて、ワーケーション旅行プランや、地方創生に向けて自治体が主導で提供するワーケーションプランなどが増加しているという。ワーケーションという働き方により、仕事のパフォーマンス改善や、ストレスの低下といった健康面でもポジティブな効果がでている。
社会のデジタル化という変化に対応するべく、社会人がITスキルを学びなおす「リスキリング」という流れが加速しているようだ。
株式会社ビズリーチの調査レポートによると、即戦力人材の約50%が、既にリスキリングを実施していることがわかった。これまで定番だったプログラミングスクールだけではなく、新しいトレンドである「WEBマーケティング」「動画制作」「AI」を対象にしたスクールも増加しているという。
CAMELORS株式会社のサイトマップの動向から、フリーランスに特化した「保険」サービスが増えていることがわかる。
会社というセーフティネットがないフリーランスにとって、事故や病気などの不測の事態から身を守ってくれる保険はとても心強いだろう。これらの保険は月額500円からというように低額で加入できることが多く、フリーランスのリスク管理を改善する大きな一手となるだろう。これらの環境が整っていくことで、ますますフリーランスという働き方を選択する人が増えていくだろう。