2023/08/09 ギグワークス株式会社
これまでにもリスキリングに関するニュースを配信してきましたが、今回はリスキリングの認知度や男女、年代等に分けたアンケート結果を紹介します。
「afb(アフィビー)」開発運用をおこなう株式会社フォーイットは、10代~60代の男女500人を対象に、リスキリングに関するアンケートを実施しました。今回はこちらのレポートを紹介します。
リスキリングとは、新たな知識やスキルを習得し、それを業務に適用するための再教育のことを指します。2022年10月、政府は企業のリスキリング支援に5年で約1兆円を投じると発表しました。リスキリング支援は主に、法人向け(人材開発支援助成金)と、個人向け(教育訓練給付金)に分けられます。
「政府によるリスキリング支援を知っていますか?」というアンケートを実施したところ、「知っている」と回答した人の割合は47.8%という結果でした。その内訳を見てみると、「知っていて、活用する予定」という人は全体の10.6%、「今回知ったがよく分からなかった」と答えた人の割合は31.0%という結果となり、最も多い回答となりました。
男女別に見ると、政府によるリスキリング支援を「活用する予定」と「気になっている」と答えた人は男性で36.4%、女性で2.0%という結果となり、男性の方がリスキリングに対する意識が高いことがわかりました。また、年齢別では、リスキリングに前向きな人が最も多いのは30代で、その割合は38.0%でした。さらに、世帯年収による分析では、リスキリングに前向きな人の割合は年収の高さと比例していました。
リスキリングの認知度は約半数で、その認知度は徐々に広がっていると言えます。男性、30代、高収入者ほどリスキリングに積極的であることが明らかになりました。政府のリスキリング支援の発表を受けて、今後は実際に利用した人々の声や、スキルを習得した後のキャリアの事例などが明らかになると、さらに多くの人々がリスキリングを活用するようになるでしょう。また、労働市場が活発になるだけでなく、副業等に活かす
人が増えることも考えられます。これを機に、リスキリングについて調べてみてはいかがでしょうか。
※出典元:https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/13878/