2024/05/14   ギグワークス株式会社

業界ニュース

「派遣」での働き方の新しい風潮とは?


あなたは最近の派遣職員の働き方の変化に気づいていますか?
今回は、エン・ジャパン株式会社が『エン派遣』上で、派遣としての就業経験があり、現在派遣でのお仕事を探している方を対象に行った、「希望の働き方」についてアンケート調査を紹介します。
 

■派遣期間は長期がトレンド?

今回の調査によると、2022年のデータと比較して、派遣職員の多くが長期間の仕事を求めていることが明らかになりました。61%の回答者が「1年以上」の派遣を希望しており、この割合は前年から15ポイント増加しています。短期間の仕事を求める声は減少しており、安定した職を望む傾向が強まっています。このデータから、派遣職員がより長期にわたる安定した働き方を求めている様子が伺えます。
 


■50代以上のフルタイム希望が最多

調査では、派遣職員の希望する勤務時間にも変化が見られました。「フルタイム・1日実働7時間以上」を望む人が43%と最も多く、特に50代以上でその割合が64%に達しています。これは30代の53%と比較しても高い数値で、年齢とともにフルタイムでの安定した仕事を求める人が増えていることを示しています。
 

■派遣をメインの仕事とする人が増加中

今回の調査結果での全体の80%の派遣社員が、派遣をメインの仕事として選んでいます。この比率は過去2年間で6ポイント増加し、多くの人々が派遣を安定した職業として受け入れ始めていることを示しています。派遣という働き方が、多くの人にとって主要な職業選択肢となっていると言えるでしょう。
 

■まとめ

今回の調査からは、派遣職員が求める働き方が大きく変わりつつあることがわかります。安定した長期の仕事を望む傾向や、フルタイムで働きたいと考える高齢者の増加、そして派遣をメインの職として選ぶ人の増加など、新しい職場のリアリティが浮かび上がっています。派遣という選択が、今後も多くの職業人にとって魅力的な選択肢として定着しそうです。