2023/10/26 ギグワークス株式会社
あなたの会社は副業を許可していますか?最近では副業、副業とSNSやニュースでそこらじゅうに書かれているくらい社員の副業のことについて取り上げられています。今回株式会社パーソル総合研究所が行った「第三回 副業の実態・意識に関する定量調査」からわかった副業の実態について取り上げます。
近年、企業の副業容認率が増加している一方、正社員の実際の副業実施率は微減していることをご存知でしたか?
「副業元年」と2018年に呼ばれてから5年で様々な変化がありました。特に、企業の副業容認率は2018年の50.9%から60.9%に上昇しており、副業解禁の動きが拡大しています。しかし、正社員の副業実施率は7.0%と、前年よりも微減しているのが現状です。これは、新型コロナウイルスの影響やテレワークの普及など、様々な要因が影響していると考えられます。
副業は、収入の増加やスキルアップの機会としての側面があります。また、企業側から見ると、人材不足の解消や多様な人材の確保といったメリットが考えられます。特に、地方企業では人手不足が深刻化しており、副業を活用することでこの問題の解決を図る動きも見られます。
一方で、副業にはまだ多くの課題が存在します。例えば、本業の多忙化や副業先とのマッチングの問題などが挙げられます。これらの課題を解決するためには、企業と個人の双方が協力し合い、より良い働き方を模索していく必要があります。今後の副業の動向に注目が集まる中、どのような変化が起こるのか、楽しみに待ちたいところです。
副業に関する最新の動向を見ると、企業の容認率は上昇しているものの、正社員の実施率は微減しているという状況が浮かび上がってきます。これは、様々な要因が影響していると考えられますが、逆に副業に取り組んでいる人は実際には少ないためライバルも少ない状況だと捉えることもできます。今後、副業の普及とともに、どのように変わっていくのか注目していきたいと思います。