2024/06/05   ギグワークス株式会社

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主婦のアルバイト事情:経済的なゆとりと正社員志向の現状


あなたは経済的にゆとりのある生活を送れていますか?
今回は、株式会社マイナビが20~50代の既婚女性を対象とした、「主婦のアルバイト調査(2024年)」を紹介します。
 

■女性の働き方における経済的課題とは

今回の調査によると、アルバイトやパートで働く主婦の61.5%が経済的なゆとりを感じていないと答えています。特に子どもがいる主婦では、その割合がさらに高く、62.7%に達しています。年代別に見ると、20代の主婦では75.6%が経済的なゆとりがないと感じており、若年層ほど厳しい経済状況にあることが浮き彫りになっています。
 


■正社員志向の主婦:その実現への障壁とは

多くの主婦が正社員への転向を希望していますが、その実現には様々な障壁が存在しているようです。
調査によると、今後希望する働き方が実現できるならば、72.1%の主婦が正社員として働きたいと考えていると回答しました。しかし、実際には仕事と育児の両立が難しいと感じる主婦が多く、4人に1人がこれを理由に正社員になることを諦めています。特に、育児や家事との両立が難しいという理由が上位に挙げられています。
 

■仕事と家庭の両立:主婦の正社員転向への鍵は

主婦が正社員として働くためには、仕事と家庭の両立がしやすい環境の整備が不可欠です。
調査結果から、主婦が正社員を希望する条件として「家事・育児・介護等との両立がしやすい」職場環境が最も求められていることが分かりました。実現可能な働き方を提供することで、主婦の正社員転向を促進することが期待されます。
 

■まとめ

主婦のアルバイト事情に関する調査から、多くの主婦が経済的なゆとりを感じておらず、正社員として働くことを希望していることが明らかになりました。しかし、育児や家事との両立が難しいという理由で正社員転向を諦める主婦が多い現状です。今後、家事・育児の負担軽減や、両立しやすい職場環境の整備が求められます。主婦が安心して働ける環境を整えることが、経済的なゆとりを実現する鍵となるでしょう。