2023/07/21 ギグワークス株式会社
長かったコロナ禍もようやく明け、世の中の情勢も少しずつ変わってきていると感じます。
人々の仕事や副業に関する考え方の変化はあったのでしょうか。
今回は、「ストアカ」を運営するストリートアカデミー株式会社が行った、「アフターコロナ時代の主婦の副業」に関する調査のレポートを紹介します。
全体の76%がコロナ禍を通じて新たな技術や知識を学び、そのうち約半数が得た知識を自身の職業や副業に取り入れています。最も多く学ばれたスキルはコミュニケーション能力で、続いて資格取得や語学能力の向上が目指されました。多くの人々が「自己成長のため」という理由から新たな学びを開始し、その結果として個々のスキルアップや副業への関心増加が見られます。
過去一年間で副業による収入の増加が見られ、月収1万円から3万円の割合が最も高い結果となりました。副業で収入が増えた主な要因は、新たな仕事や副業の開始と報酬額の上昇でした。特に、育児中の女性の半数以上がコロナ禍の間に収入が増加し、その要因として新たな副業の開始が多く挙げられました。
コロナ禍は人々の学びと副業の視点を大きく変えました。新たに習得したスキルを仕事や副業に活用する人が増え、結果として副業からの収入向上も見られています。さらに、社会貢献や自己投資への意識も高まり、得られた収入が自己成長や能力向上に投じられています。この流れは特に主婦や育児中の女性に見られていますが、正社員等で働いている方にも通ずる点があるのではないでしょうか。新たな働き方の多様性がアフターコロナ時代にさらに強まると予想されます。