2022/02/24 ギグワークス株式会社
株式会社fruorが運営しているオンラインキャリアサービスであるミートキャリアがコロナ禍でのキャリアに関する悩みを3つのキーワードにまとめて公表しました。
2020年初頭から、新型コロナウイルスによって私達の生活や働き方は大きく変わりました。そのことにより、これから長く働ける職場に転職したいという考えを持つ方が増え、持続可能な(サステナブル)転職を希望する方が増えてきています。以前は年収UPのために転職を検討する方が多かったため、これは大きな変化だと言えます。その上、相談者の大半が在宅勤務ができる職場を探しているようです。在宅でも働けるという環境はコロナ禍で大きな強みとなる上に、より自分らしい働き方が実現できると考える方が増えてきています。
新型コロナウイルスによる働き方の変化に加え、企業が副業を解禁したことにより、近年は副業への関心が一気に高まっています。2021年にdodaが社会人1万5000人に対して行った調査によると、すでに副業を行っている方は8%と少ないですが、検討中の方は17.8%となっています。そのことから、ミートキャリアに相談する方の中でも副業を始めたいと考えている方が増えてきています。副業を行いたいと思っている方は、収入アップを目指して会社に依存しない働き方をしたいという意見に加えて、よりスキルアップをしたいという考えが多く見られています。
30歳前後になると、結婚や出産、昇進など仕事面でもプライベートでも大きな人生の転機が訪れる方が増えます。そのことにより、自分のキャリアを考え直したいという方が増える傾向にあります。しかし、多くの方が「自分がどんな人生を歩みたいのか、どのようなキャリアを築けばいいのか」分からないという現状があります。そこで必要となるのが、「大人の自己分析」です。再度自分の価値観を見直すことによって、自分でキャリアを選択できるようになると考えられています。
さまざまな環境の転機により、現在は社内でも社外でも通用するようなキャリアを作りたいと考える方が増えてきています。このことから、「サステナブル転職」「スキルアップ副業」「大人の自己分析」は今後も重要なテーマとなってくるでしょう。その上で、2022年は自律してキャリアを選択することや、自律したキャリアの支援をしていくことが重視される時代となるでしょう。