2022/02/24 ギグワークス株式会社
一昔前まで、所得を増やすためには会社内で昇進、出世を目指すという道が当然だった。しかし、現代社会において、資産を形成するためには副業・起業するというのは新しい常識となりつつある。株式会社学情は、副業を希望する20代を対象としたアンケート調査を実施した。
同社はまず「副業経験」に対する質問をしている。結果は、「現在、副業をしている(12.2%)」「過去に、副業をしたことがある(10.4%)」というものだった。調査対象者は副業を希望している人に限定しているにもかかわらず、副業の経験があるのは2割程度だ。
実際に副業をしている人からは、「収入を増やすことができ、自由に使えるお金や貯金に回せるお金が増えた」「趣味を活かした記事作成などで、収入だけでなく反響も得ることができ、充実感を覚えている」「本業以外の仕事にも取り組むことで、より自身が成長できていると感じる」といったポジティブな声が挙げられている。
一方、以下のようなネガティブな声も挙げられている。「コロナ禍で給与が減ったので副業をしているが、本当は辞めたい」「就業後や休みの日に副業の仕事をするので、数ヵ月間休みなしで働いている。」
学情が運営するサービス「Re就活」で実施したアンケート結果を見ると、20代の約9割が副業を希望していることがわかった。同社の見解によると、副業の障壁となっている原因として以下の2つを予想している。1つは会社から禁止されているという理由であり、2つめは社会人経験が長くない20代にとっては案件の獲得が難しいという側面だ。
副業を希望しているものの副業をしていない理由は、下記の通りだ。
副業で経験したことがある職種は、下記の通りだ。