2024/05/23   ギグワークス株式会社

業界ニュース

求人応募の実態と応募理由とは?


あなたは仕事探しにどれくらいの時間を費やしていますか?
今回は、株式会社アイデムが総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に行った、仕事探しに関する調査を紹介します。
 

■どれくらいの求人に応募しているか?

今回の求人応募件数についての調査結果では、多くの応募者が「2~5件」応募する傾向にあることが分かりました。この回答は全体の35.7%を占めています。さらに、「良い条件があればすべて応募したい」と考える人が34.5%と僅差で続いています。一方、「1件だけ」と回答した人は24.1%でした。特に正社員希望者の37.7%は「件数に目安はなく、良い条件があればすべて応募したい」と回答しており、積極的な姿勢がうかがえます。これに対し、パート・アルバイト希望者の40.0%は「2~5件」に応募するとしています。
この調査結果から、応募者は慎重に選びつつも、良い条件が見つかれば積極的に応募する傾向があることが分かります。
 


■なぜその求人に応募したのか?

応募理由に関する調査では、正社員希望者の最多回答は「希望する仕事内容だから」と「自宅から通いやすいから」で、どちらも52.5%でした。特に男性は「研修等の教育制度が充実していそうだから」や「賃金が高いから」といった理由を重視しているのに対し、女性は「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」や「残業が少なそうだから」を重視していることが明らかになりました。
また、パート・アルバイト希望者の55.3%は「自宅から通いやすいから」という理由で応募しています。また、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が41.6%、「希望の勤務時間帯だから」が39.5%と続きます。男性は「すぐに働き始められそうだから」といった理由を挙げる一方で、女性は「扶養の範囲内で働けるから」といった制約を考慮する傾向が見られました。
これらのことから、応募理由は雇用形態や性別によって大きく異なり、個々のニーズに合わせた求人選びが行われていることが分かります。
 

■まとめ

今回の調査結果から、求人応募に対するアプローチには多様な傾向が見られることが明らかになりました。応募者は、自分に合った条件を見つけるために複数の求人に応募することが多く、特に良い条件があれば積極的に応募する姿勢が見受けられました。また、応募理由についても雇用形態や性別によって異なる傾向があり、それぞれのニーズに応じた求人選びが行われていることが分かりました。